便秘

相変わらず、授乳は上手くいかず。とうとうおっぱいは小スイカのように膨れ上がり、静脈が浮き出ていて、自分のものながら気持ち悪い。今が張りのピークと言われたけど、『このまま治らなかったらどうしよう』『乳腺炎になったらどうしよう』と心配は募る一方。

授乳指導して下さる助産婦さん達の間で「umiはおっぱいが大変だから、よく指導するように」と連絡がいっているらしく、どの方々もかなり丁寧にそれぞれのやり方を教えてくれました。その内の一人の方は、「退院までに治らなければ、早めに母乳外来で相談するのも良いかも」とアドバイスしてくれました。しかも、お勧めの病院を紹介してくれて、私が行く意思を示したところ、予約まで取ってくれました。この方は陥没乳頭だったのですが、1ヶ月無我夢中でがんばったところ赤ちゃんの吸う力で乳頭が出てきて、母乳だけで育てることができたそうです。かなり落ち込んでいた私でしたが、1ヶ月は頑張ろうと思ったのでした。

また、便秘なのも辛かったです。院長回診の度に「便秘なのですが・・」と聞いてしまいました。院長曰く「数日間はなかなか出ないものだから。退院まで出ないようだと困るから、もうしばらく様子を見ましょう」とのこと。出産では、骨盤底筋(子宮や膀胱など支えている筋肉)が損傷するため、便秘で苦しむ産婦さんも少なくないらしいです。

入院生活がこんなに辛いものになるとは・・。また退院後の生活に大きな不安が出てきました。こんな状態で育児ができるのだろうか、と。両家の母に泣きの電話を入れて、退院後しばらくの毎日は、どちらかの母に自宅にいてお手伝いしてもらえるようにお願いしました。こんなことなら、素直に里帰りすることにすれば良かったかな、と後悔。